春の猫〜毛が抜ける問題〜
冬の寒さをしのぐために増えた毛量。
春になると一気に解き放たれる・・・!
猫は自分の毛量で体温の微調整をする。春になると暖かくなるので、気温に合わせて冬毛が抜け始め、あなたの部屋には猫の毛がフヨフヨと舞い上がる。
この毛がもの凄く厄介なんですよ・・・
かわいいかわいいってナデナデすると、手は毛だらけになる。
抱っこすれば衣服は毛だらけになる。
猫が走れば毛が床のいたるところに落ちる。
毛繕いした猫は、胃に入った毛玉をオエッて吐く。
そんな毛問題ですが、僕の奥さんは結構ストレスなようで。
ある日、僕の奥さんが「ストレス死しそうだ。」と深妙な趣で嘆いていたので、なんとか解決しようと二人で相談した。
めちゃめちゃ毛が取れるブラシを買う。とか、もう風呂に入れちゃう。とか試してみた
が抜け毛は絶えない・・・
・・・・・・。
・・・・・・・・・
。。。。
そうだ、
刈ろう。
しかしながら、猫にとって体毛は体温の調節に重要なものであり、更にはデリケートな性格な動物だから、すごいストレスなんじゃないかと考えた。
どこを調べても、「猫の毛を刈るのは虐待だ!」とか「猫ちゃんにとってはものすごい負担です。」
と、ネガティブアンサーだらけ。
だからやっぱりダメなんじゃないか?と奥さんに言ったのですが、当の奥さんはやはり「ストレス死」をしそうだ。と。
嫁の死か、猫のストレスか・・・・
究極の選択を迫られた僕は、本当に悩みました。悩みに悩んでいたら、答えは自然と出てました。
奥さん、風呂場ですでに猫の毛を刈ってたんです。
ヴィーー〜ーン......と音をたててバサバサと落ちる猫の毛......
ジーザス、お母ちゃん、
やってしまったのね......
バリカンは鳴り止まない。
刈られている愛しの猫さんは、暴れて・・・・・・ないっっっっ!!
あれあれ??
ストレスは???
刈られて飛び出てあれ可愛い????
なんか違う動物に??
尻尾の先っちょだけ残してボンボン着けてるみたいだし。
さすがに顔周りはそのままだけど、それがまた妙なバランスを取っているのか果てしなくブサ可愛い.....
おお、神よ。
猫たちは自慢の毛が短くなって少し悲しげに毛繕いをしていたのだが、具合悪そうな雰囲気は皆無で、いつも通りだといった感じ。
むしろ、撫でてあげるといつもより気持ち良さげにゴロゴロしている。
おお、神よ。あの話は嘘だったのかい?
家で20匹もの猫を飼っている友人にその姿を見せたら、
「お、刈ったね〜。気持ち良さそうだね〜」
と撫で撫でしている。
曰く、「猫が毛玉を吐いたりしなくなるからむしろ良いんだよな〜。」と。
なるほど・・・
考察
小型犬を飼っているお嬢様方が、「うちのワンちゃんはね・・・」と言いながら、服を着せたり、靴を履かせたりとかしてますよね。
僕はその行為に少し違和感を覚えてしまうのですが、やんややんや言うと怒られそうなので、なるべく触れまいとしています。
ここ最近の猫ブームでも同じような違和感を覚えるんですよ。
ある時、猫が具合悪くなったので病院に連れて行ったら、いつもは犬ばかりな病院なのに、その日は8割が猫でした。
「猫ブームか・・・」と思って壁に目をやると、「猫ちゃんに予防接種を」と言うポスターが。
病院も猫ブームに乗っかってるんだな。ってそこまでは良いんですが、聞いた事ない病気や、今まで勧められなかった予防注射とかの張り紙、ハガキが増えたなぁ。と。
猫は自然治癒力も強いし、野生にすぐ馴染むしそんな過保護にしなくても良いのになぁってモヤモヤしちゃいます。
猫の毛を刈る事に対するネットの意見もなんか過保護なんだよなぁ。
実際刈ってみたら猫はケロッとしてるしね。
飼い主側の自分勝手な意見としては、高級絨毯のような手触りの猫になったし、面白おかしいし、癒し度が増しちゃってるから言う事ないんですよ。
一番のメリットは嫁さんが死ななくなった事。
もしも家に空気清浄機とかがあるなら、短くなった猫の毛なら吸ってくれると思います。
う〜〜む・・・良い事ばっかりなんだよな〜。
ただ、気温が暖かくなってからやらないといけないですよ。猫は寒さに弱いもんですから、それはかわいそうなのでご注意を!
もしも絶対にダメな理由があるんだよ!と言う方がいたら僕に教えてくださいね。
と言う事で終わり。
次回は「猫がしてる事」です。
今日もご精読ありがとうございました。
猫を飼う 〜なぜ猫は魚が好きなのか〜
2DKで三匹の猫と暮らす。
おはよーこんにちはこんばんは!そして初めましてKEIです!
わたくし、生まれてからずーっと猫と暮らしております。
今は三毛のCちゃん、黒猫のニーちゃん、茶トラのだいちゃんとの三匹と一緒にいます。
今回は猫を飼いたいと思っている人に基本的な情報をお届けしていきたいと思います。
どーぞよろしくお願いします!
猫はなぜ魚が好きなのか!という事の前に・・・
今あなたは無性に猫を飼いたいと思ったからこんな辺鄙なブログへたどり着いてしまったと思います。
安心してください。飼い主歴FROM生まれてから。の僕がざっくり安心させます。
これから基本的な情報を提供します。(さっきも言ったけど。)
猫はほぼ一日寝ている上に、散歩も行かなくていいし、飼うのが楽な印象があるかもしれません。
んが、
もしもあなたが特別大切な家具を持っていたり、ゴチャゴチャした荷物の中で暮らしているなら、猫を飼うのは諦めてください。
それは猫にとっては劣悪な環境であるとともに、それ故に猫はあなたにストレスしか与えなくなります。
更に言えば、猫はとてもデリケートで繊細な動物なのできちんとケアしてあげないといけません。
まぁ、動物を飼うっていうのには常につきまとう初歩的な事柄だと思いますが・・・
1、猫は清潔な生き物
まず、トイレは常に掃除しなければなりません。そう、あいつらは潔癖症です。
もしもしばらくトイレにう●ちがそのまま残してあったら、あいつらは鳴き叫びます。
あいつらは汚いトイレでは用をたしたがらないのです。
用を足せない環境に放置されれば、便秘を引き起こし病気になる・・・かもしれません。
まぁ少し過剰な脅しだったかもしれません。
あいつらの糞尿はとても臭いからあなたは結局すぐに処理する事になるでしょう。
そして、それと同時に猫は「質感」にこだわりを持ちます。
あいつらは砂漠の貴族出身です。砂の質感にこだわりを持ちます。
というのも、元々あいつら猫は暑い土地の動物で、祖先は砂漠で生きていたようです。
黄金の砂漠に用をたし、そして砂に埋める習性が残っているんです。
なのでサラサラな砂のような、手で掻きやすい猫砂を好みます。
ちなみに、複数匹飼うのなら、それぞれ個別なおトイレが必要ですよ。
なんせ砂漠の潔癖貴族出身ですから。
2、寒がりなの。
ええ、そうなんです。あいつらは無表情に「どうって事ないわ」って毅然としてますけど、寒い環境には耐えられません。
さっきの通り、砂漠のあったかい宮殿出身ですから、部屋の温度を一定な暖かさに保ってやると良いでしょう。
いやいや、コストがかかりすぎるでしょう・・・
あったかいモフモフのやつとか、温度が保温される何か小さなカマクラのような空間とかあると快適に過ごしてくれると思います。
実は、僕は雪国に住んでいてめちゃくちゃ寒い土地なので、極度に心配する必要はないのかもしれません。しかし常にあいつらは暖かい場所を探して丸くなっています。
もしもあなたの家にコタツがあるなら、あいつらは1日の9割をそこで過ごすんです。
あっ、
赤外線のヒーターみたいなものがあると、
これでもか!ってくらいに近づくから気をつけましょう。
毛が燃えちゃいます。
3、太陽が好き
先ほどに付随しますが、あいつらは太陽の下で日向ぼっこが大好きです。
天気の良い晴れた日は大抵、窓際を陣取っています。
4、我輩は好奇心旺盛である。
我輩は猫である。故に、好奇心の塊なのである。
なんでも興味示しちゃいます。少し残酷ですが、猫は小さな生き物を転がして遊ぶようにして弱らせます。
なぶりごろすってやつでしょうか。
なので、なんでも転がします。
それがもし生き物でなくても転がし続けます。
注意しなければ、テーブルの上の物を全部落とします・・・
なおかつ、何でも噛みます。噛んでそれが一体何なのかを確かめようとします。
特に、長い細い紐のようなもの。
なぜか紐は狙われます。
そう、危ないのは充電ケーブルなどです。
僕のスマホの充電ケーブルは何本も食いちぎられました・・・omg
とにかく何が重要かというと、部屋を綺麗にしておこう!
という事に限ります。
大事なものは隠しておこう!です。
5、体のお手入れ。
猫は鋭い爪を持っています。
常に獲物を仕留められるように、爪を鋭く保ちたがることから爪を研ぎます。
きちんと「爪研ぎ」を用意しておきましょう。
もしもあなたの家に、木の柱があるならば、猫の爪痕だらけになってしまいます。
ソファも要注意です。せっかくの綺麗な布地も、猫にとったら格好の爪研ぎ場所になります。
高価なソファは、布をかぶせるなどしておかないとボロボロになりますよ・・・
爪が引っかかるところならどこでも良いんです。あいつらは。
家具(ソファ)の話ついでに、障子は全部破られると思っておいたほうが無難です。
爪を研ぐときは、大体ルーティーン化してるように思います。
ですので、然るべき場所に爪研ぎを設置しておくと良いと思います。
興奮した時。
寝起き後。
よく見られるのはこういう時です。
もう1つ、体の手入れで猫は毛づくろいをいつもしています。
綺麗好きなので、いつも毛並みを整えているのですが、その際に毛が抜けてしまいます。その抜けた毛は、口から胃の中へと入ってしまいます。
すると猫は、毛を吐き出します。
そうです。猫はこのように
よく吐くのです。諦めてください。
ここに書いてある事は、ほんの一部にすぎません。挙げればキリがないので、思いついたらまたブログに記そうと思います。
これを読んで、少しは猫はどんな生き物なのかわかっていただけたかと思います。
もしかしたら犬よりも飼うのは楽チンかもしれません。
しかし、猫は猫なりにケアしなければならない事はあるのです。
あ、そうそう、重要なことを忘れてました。
最後に、猫はなぜ魚を食べるのか
猫の食事ですが、基本的に雑食なあいつらは肉も食うし、野菜も食います。
雑草大好きです。魚介類にも目がありません。
しかし、実は魚介類などの海産物は猫にとってあまり良くない食べ物です。
消化器官にはあまりよろしくないのです。
「でも、鰹節とかマグロとか好きじゃん!」って言いたいんでしょ?
それは日本に住む猫特有の性質なんです。海に囲まれた日本で暮らしていた、いわば日本の猫の祖先たちが魚を食べていたことから、日本に住む猫は魚が大好きになったんです。
でも、猫にとってはやはりあまり良いものではないので注意しましょう。
イタリアの猫はパスタを食うそうです。
終わりの終わりに。
お互いが気持ちよく生活するためには、飼う人が自分の猫をしっかりわかっていないと苦労するかもしれません。
もしも、気持ちよく一緒に生活することができれば、猫があなたにもたらす癒しの恩恵はものすごく大きなものになることでしょう。
その恩恵についてもまた次回・・・
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。